ランタ島からピピ島までのフェリーに乗った。
2002年の秋

ピピ群島は合計6つの島々からなります。
これらの島々はアンダマン海に浮かび、プーケットの東方48km、またクラビの南 方42kmに位置していて、ピピ・ドン島とピピ・レ島はこの中でも最大の島で、美しい珊瑚礁の海や白い砂浜、自然の歴史を感じさせる風化した岩や緑の 熱帯雨林などまさに南国の楽園と呼ぶにふさわしい美しい島です。

この船が進む、向かって左が無人島のピピ・レで、右に見えるのがにぎやかなビレッジや船着場のあるピピ・ドン島。
ピピ・ドンの浜辺から見たピピ・レ島
ピピ群島の中で2番目に大きな島でその面積は6.6平方キロになります。
島は最大で南北3キロ、東西1キロの大き さ。
島は石灰岩が風化または水に侵食されてできており、島の長い歴史を感じさせる断崖や絶壁を島のあちこちでご覧になることができます。
平均して20 メートル、一番高い絶壁は34メートルにもなります。
無人島のためいまだに人の手が及んでない美しい天然の湾もあります。
バイキングケーブは島の北側にある有名な観光スポットで、1972年に国王が訪れ た際にバイキングケーブと名付けられました。
ここはいわゆる洞窟となっており、古代に描かれた壁画などが残ってます。
ヨーロッパやアラブ、中国などか らの船がここでモンスーンから身を守り、破損した船を修復する作業などをここで行っていた歴史があるそうです。
ここはツバメが沢山生息している場所としても知られており、ここのツバメの巣は中華料理の食材として大変珍重されています。


ディカプリオの映画「ザ・ビーチ」の撮影の舞台になって、世界的に有名になってしまいましたが・・。
プーケット☆クラビ☆ランタなどを結ぶ標準的なタイプのフェリー・ボート。
さっき、でっかい後ろ姿を見せていたおんなのこは、イタリアンでした♪
プーケットに向かって、ピピから出発してゆく午後1:00の便。
ピピ・ドンのトンサイ湾には、世界各地からのヨットやクルーザーが集結。
このタイプは、主にそれぞれのダイビング・ショップが所有するボート。
外洋をクルーズする船は、近くから見ると個人所有でもさすがにデカイ。
トンサイ湾の船着場に面した、ヒン・コム・ビーチ。
ダイビング・ボート近景。
午前中のダイビングから戻って来た、ゲストたち満載の船。
タイ独特のフォルムをした、フィッシャーマンズ・ボートもいっぱいあります。
ずらりとボート・タクシーが並ぶトン・サイ・ビレッジ前の浜辺。
湾の中から、外洋を望む。
桟橋からピピ島に上陸。ここはムスリム(イスラム教徒)99%の島だ。
ピピ・ドン島

ピピ群島の中で最も大きな島で、唯一居住民がいる島です。
ホテルや病院、官公庁などの施設はほとんどこの島に集中してます。
プーケットやクラビからの 船もこの島のトンサイベイに発着します。
島は南北8キロ、東西3.5キロの縦長の形をしており、島の北側にはと呼ばれる海上生活者の集落が存在します。
島の南端には風化された岩の数々があり、自然のすばらしさを存分に堪能できます。
また世界的に有名なダイビングポイントも点在しており、美しい珊瑚礁や熱帯魚などを 見ることができます。
桟橋つきあたりのセブンイレブン正面から、船着場を振り返る。
はるるたちの乗って来たフェリーが、正面に停泊してます。